アフィリエイトで稼ぐには1つのキーワードで集客するという認識を変えよう!
特定のキーワードで「検索エンジン上位表示」を獲得することは、アフィリエイターにとって一つの大きな目標です。
検索エンジンで「ダイエット」と検索して自分の運営しているダイエットサイトが上位に来ていたら嬉しいですし、こんなビックキーワードで1ページ目に表示されたら莫大なアクセスになり、収益にもつながります。
確かに、誰もが検索するキーワードで上位表示されたら月数十万は簡単に稼げますが、そのようなビックキーワードで検索1ページ目に入る事はハードルが高すぎて現実的ではありません・・・
また、1つの大きなキーワードで上位表示を目指し、アクセスを獲得するというやり方は、非常にリスクの大きいやり方なのです。
1つのキーワードだけに特化させてしまうと、「今日は順位が下がった」とか「1週間前から順位が2つも下がった」みたいに、日々順位を気にするようになり、心の休まる暇もありません。
特定キーワードに頼った集客のデメリット
例えば、流行りに乗って「仮想通貨」というキーワードで上位表示を狙ったサイトを作り、その狙い通り1ページ目に表示されるようになったと仮定しましょう。
現実的にはありえない話ですが、極端な例として、アクセスの100%が「仮想通貨」というキーワード検索からのアクセスだとします。
この状態だと、もしこのキーワードで5ページ目まで順位が下がってしまった場合、今まであったアクセスが半分以下になってしまうことになります。
検索順位によるクリック比率
1位のCTRは全体の約21%
2位のCTRは全体の約11%
3位~10位のCTRは全体の約7%
2ページ目のCTRは全体の1%
3ページ目のCTRは全体の1%以下
CTRとはクリック率のことです。
具体的な数字にするとわかりやすいですね。
仮に「仮想通貨」で検索するユーザーが1万人いたとして、1位~10位に表示されていれば1万×21%=2100人が見に来てくれます。
これが、5ページ目(50位以下)に下がってしまうと1万×0.1%=10人になってしまいます・・・
そうはいっても、一度「仮想通貨」のようなビックキーワードで上位表示されたら、簡単に順位は落ちないと思うかも知れませんが、これが想像以上にアッサリと落ちるのです。
やったことがあればわかると思いますが、ビックキーワードであればあるほど、その変化は顕著に現れます。
ビックキーワードで順位変動が多い理由は「狙っている人が多い」ことです。
需要のあるキーワードほど、上位表示に力を入れるライバルが多いので、順位を維持させるのが非常に大変です・・・
常に新しい記事を書き続けるのに労力もかかりますし、一人の力だけでは限界があるので順位維持のためだけに人を雇ったり外注に頼んだりしなければいけません。
順位維持のために有料リンクに手を出したりすることも考えられます。
有料リンク購入は検索エンジン最大手のGoogleが嫌う行為なので、絶対に手を出してはダメです。
もう一点、特定のキーワードだけを狙う「ビックキーワード依存」には、アクセスの頭打ちという致命的な欠点があります。
例えば、「A」というキーワードで上位表示された場合、月に10万のアクセスが見込めるとします。
極端な話、キーワード「A」で貴方のサイトが上位表示されたら10万件のアクセスが流れてきますが、そのキーワードで検索する人が10万人しかいないため、これ以上のアクセス増加が見込められず頭打ちになります。
一方、上位表示されたら月に1,000アクセスが集まるキーワード「B」や、キーワード「C」で記事を書き、細かいアクセスを積み重ねることができれば、キーワードを「D」「E」と増やしながら記事を書けば書くほど、アクセスが伸びていくことになります。
※厳密には、ただ記事を書くだけじゃなく内容を充実させた記事を書く必要があります。
どちらのやり方が「安定収入」に結び付きそうか、すぐに想像がつくのではないでしょうか?
稼いでいるアフィリエイトサイトは簡単に見つからない
よく「本当に稼いでいる人のアフィリエイトサイトは素人には見つけられない」と言われます。
これはなぜかというと、稼いでいるアフィリエイターは1つのキーワードで集客をしようとは考えておらず、あらゆるキーワードからのアクセスを獲得しようとしているからです。
ビックキーワードで検索上位を取っている「力のあるアフィリエイター」であっても、そのキーワードに関連する複合キーワードのサイトをいくつも作っていたり、記事を書いていたりします。
そのため、皆さんが思いつくキーワードで検索しても、一部のアフィリエイターサイトしか見つけることができないのです。
普通は「ビックキーワードで上位表示されている=稼いでいる」のようなイメージを持ちますよね?
でも、実際にはビックキーワードで検索結果に登場しないサイトの方が稼いでいるということも少なくないのです。
これは、普通の人が思いもつかないようなキーワードで集客し、本当に悩みを抱えている人しか検索しないような「悩みの深いキーワード」を狙っているからです。
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