ニッチキワードで作った全ての記事をサイトの入り口にする
ロングテール戦略を実践するには、ニッチなキーワードを数多く狙って、小さな入り口を複数作る必要があります。
そのためには、一般的に多くの方がやっている
「サイトタイトルにビックキーワードを含ませて、そのキーワード単体で上位表示を目指す」
という手法はNGです。
例えば、ダイエットサイトを作るのであれば、上記の手法だと「ダイエット」というビックキーワードをサイトタイトルに含ませ、全てのSEO対策は「ダイエット」というキーワードでの上位表示を獲得するため、トップページに向けて対策が施されます。
よくあるトップページに被リンクを集めるなどの対策ですね。
これが、ロングテール戦略では、記事タイトルにニッチキーワードを含ませて、単一記事それぞれで上位表示を目指すという方法を実行します。
サイトタイトルにメインとなるビックキーワード、「ダイエット」の単語は入れますが、「ダイエット」というキーワードでの上位表示を狙っているわけではありません。
ロングテール戦略の場合、重要なのはサイトタイトルではなく、個別の記事タイトルで「ダイエット お腹 運動」など、1つのロングテールキーワードにつき1つの記事を書いていきます。
イメージとしては、記事1つ1つをサイトの入り口として考えるのです。
アクセスを集められるキーワードを探し出す
ロングテール戦略では、複合キーワードを適切に選定できるかどうかが、アクセスを集められるかどうかの分かれ道です。
稼いでいるアフィリエイターは、キーワード選定に時間を使っている方が沢山います。
キーワード選びに失敗すると、費やした時間が全て無駄になってしまうことを知っているからです。
基本的なキーワード選定は、関連用語をぬき出してくれるツールを使った後、ぬき出したキーワードにどれくらい需要があるかをGoogleのキーワードプランナーという無料のツールで確認していきます。
キーワードプランナーは、「そのキーワードが月間でどれだけの検索回数(ボリューム)があるのか」を数値化してみる事ができる優れモノです。
複合キーワード選びの基本は、月間の検索回数が1,000回未満や、もっと少ないものを選びます。
さすがにまったく検索されないようなキーワードでは勝負になりませんが、検索ボリュームが少ないほど競合がいないことになり、結果としてそのキーワードで検索上位になりやすくなるためです。
ユーザーが検索するであろうキーワードを予測する
キーワードプランナーなどのツールを使ってキーワード選定しても、このキーワードは過去に検索されたデータを元に選定されたキーワードに過ぎません。
本当のキーワード選定とは、ユーザーがこれから検索するであろう潜在的なキーワードを見つけ出すことです。
そのためには、自分がサイトで紹介している商品のセールスページや、ネット上のQ&Aサイトなどでターゲット(自分のサイトのユーザーとなりえる人)の悩みを探し出し、そこからキーワードを拾っていくという作業が必要です。
これは、キーワード選定全体を通して言える事ですが、キーワードは考えるものではなく、拾うものだということを認識しておきましょう。
自分の頭で考えられるキーワードには限界があるし、本当にそのことで悩んでいたり解決したいと思っている人の気持ちに100%なりきることはできないからです。
アクセス解析からのキーワード選定
さらに精度の高いキーワード選定をするためには、自分のサイトに設置しているアクセス解析から選定するというやり方が効果的です。
ちなみに、アクセス解析はGoogleアナリティクスとサーチコンソールの併用がオススメです。
両方とも無料で使える解析ツールなんですが、その解析の精度は無料のものとは思えないほど優秀です。
アクセス解析では、実際に自分のサイトにどういったキーワードでユーザーが訪問しているのか?というキーワードを、おおまかにですが確認する事ができます。
これは、誰もが見れる情報ではなく、そのサイトを運営しているあなただからこそ見る事ができるもので、ライバルとの差がつく部分です。
アクセス解析を見ていると、自分が想像もしていなかったようなキーワードでユーザーがサイトを訪れていることが多々あります。
自分では予期しなかったキーワードこそ、ターゲットが考えているキーワードですので、そのキーワードで記事を書いたり、そのキーワードからさらに発生した複合キーワードなんかでも記事を書くと、さらに濃いアクセスを集めることができるというわけです。
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