複合キーワードとSNSでサイトアクセスを安定させる
アフィリエイトで稼ぐための大前提として、「アクセスを安定させること」が必須です。
それは、私が推奨する「ロングテール戦略」によるアフィリエイトサイト作りでも同じことです。
いくら良い記事が書けたとしても、それを読んでくれる人=アクセスが継続的に発生してくれなければ利益につながりません。
「一時期は稼げていたのに急に稼げなくなった」
「あるとき急にアクセスが減った」
私の周りでも、このように安定とは程遠い状態にあるアフィリエイターが何人もいます・・・
アクセスが安定しない最大の原因はビックキーワードに目を向けすぎ!
例えば、「ダイエット」をテーマとしたサイトをこれから作ろうと思った場合、「ダイエット」という大きなキーワードで検索エンジンの上位表示を狙うと思いますが、ビックキーワードでの上位表示は至難の業です。
なぜなら、そこには企業が運営するサイトや、個人アフィリエイターでも強力な先発組がひしめき合っているからです。
「ダイエット」のような、いわゆるビックキーワードと呼ばれるキーワードで検索上位を獲得するには、内部SEO対策、被リンクによる外部SEO対策、コンテンツの充実化など、かなり専門的なテクニックが必要になります。
もちろん、SEO対策に絶対の自信を持っているのなら、ビックキーワードで勝負してもいいでしょう。
でも、個人レベルでできるSEO対策なんて、たかが知れています。
何より問題なのは、ビックキーワードで上位を狙ってくるライバルたちは強敵ばかりなので、いつ抜かれるかわかりません・・・
それこそ、毎日気の休まる暇もないでしょう。
加えて、ビックキーワードで上位表示するために施した過剰なSEO対策が検索エンジン側のスパムに引っかかったとしたら、目も当てられません。
社名は出せませんが、いまだに月1~3万円くらいで被リンクを販売しているブラックハットなSEO会社もあります。
ビックキーワードで上位表示を目指すなら、ある程度被リンクが重要になりますので、お金で解決しようとする気持ちはわかります。
リンク購入などのスパム的SEOに手を出してしまうと、上位表示によって来ていた大量のアクセスがスパム判断されると一瞬で無くなります。
また、過剰SEO対策をしていないのにアクセス数の変動が激しいサイトのほとんどは、「ビックキーワード依存」に原因があったりする場合もあります。
複合キーワードを狙ってアクセスを稼ぐ!
ビックキーワードだけに依存していないと思うんだがね
ちゃんと「ビックキーワード+関連語」のように複合キーワードを絡めるようにしているよ
このようなアフィリエイターに限って、自分では人と違った複合ワードで勝負していると思い込みがちですが、実は皆と同じようなキーワードばかりを狙っていることが多いです。
例えば、「ニキビの治療」に関するサイトでアフィリエイトサイトを作るとして、「ニキビ 治療」や「ニキビ 治す方法」といった複合キーワードを狙って記事を書いていったとしましょう。
たしかに、ビックキーワードに依存している訳ではありませんが、よく見ると「どのキーワードも誰でも思いつきそうな単語」ばかりですよね?
複合キーワードを狙う最大のメリットは、「競合がいない」あるいは「競合が少ない」キーワードで効率的に上位表示することです。
それなのに、誰もが思いつくキーワードで勝負していては何の意味もありません。
ニキビ治療サイトの例では、ニキビの治療に興味がある人は他にどんなことを検索するのかということを考えることから始めると、ニキビという直接的なワードじゃなくても、思い浮かぶ関連性のあるワードとして「肌荒れ 食事」や「敏感肌 洗顔料」など、いくらでもありますよね?
「ニキビが出る→肌荒れが原因かも→食事を見直すといいかも!」のようなイメージです。
また、ニキビに悩むのは思春期の人が多いので、恋愛に関するキーワードとも結びつけられるかもしれません。
一見すると「ニキビ」というキーワードの枠から外れているっぽいものであっても、複合キーワードの対象に入れられるということです。
このような考え方からのキーワード選定ができるようになると、検索エンジンから自在に見込み客を集客することができるようにもなります。
このことは、ロングテール戦略によるアフィリエイトの核となるので、しっかりと覚えておいてください。
リピーターの獲得とSNSの活用
キーワードの観点から少し話がそれますが、アクセスを安定させる上ではリピーターの獲得、そしてSNSの活用が重要です。
新規のユーザーは基本的に検索エンジンからやってくるので、そのキーワードに需要が無かったり、一時的な需要しかない場合には長期にわたる新規ユーザーの獲得は難しいでしょう。
しかし、リピーターはどうでしょうか?
サイトをブックマークしてくれて、何度も繰り返し訪れてくれるユーザーが多いサイトは、それだけ価値のあるコンテンツも多いと判断され、検索エンジンへの印象も高くなります。
今の検索アルゴリズムには、ブックマークされた数や訪問者の数なども上位表示させる要因として組み込まれているとされています。
再訪問してくれるリピーターの存在同様、SNS(ソーシャルネットワークサービス)による拡散も大きなアクセス源になります。
時代とともにSNSが発達し、人づての口コミ(バイラル)は、SNSを通してネット上で容易に拡散されるようになりました。
これから先、アフィリエイトで結果を出そうと思ったら、SNSの活用は避けて通れないと思っていて下さい。
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