稼げるサイト作りは関連キーワードを鬼のように拾いまくる！

ここからは「ニキビ跡で悩んでいる人」をターゲットにしたアフィリエイトサイト作りの実践編です。

サイトテーマを決定した後、どのようにサイトを作りこんでいけばいいかを例題にそって進めていきます。

テーマ決めの記事をご覧になっていない方は、「サイトのテーマを決める時は「稼げる市場」に目を向ける」の記事も一緒にご覧ください。

単純に複合キーワードを拾いまくるわけではない！

ロングテール戦略＝複合キーワードをとにかく拾いまくって記事を書いていけばいい。

このように思っている方もいるかと思いますが、さすがにそこまで単純なことではありません。

言うまでもなく、「誰も検索しないような需要の無い複合キーワードを使って書いた記事」をいくら量産しても意味が無いのです。

キーワードには、「成約しやすいキーワード」と「成約しにくいキーワード」があります。

この感覚を持たずに複合キーワードで記事を書きまくっても、アクセス数はあるけど成約しないサイトになってしまうでしょう。

と、いうことで、ロングテール戦略のキモである「キーワード戦略」について詳しく解説していきたいと思います。

まずは自分でキーワードをぬき出してみる

複合キーワードは、ツールを使って集める必要があります。

ですが、最初からツールを使うのではなく、まずは自力で複合キーワードの核となるキーワードを拾う必要があります。

今回の例題で言えば、「ニキビ　治し方」や「ニキビ　洗顔料」などのキーワードに対しての、核となるキーワードは「ニキビ」です。

核となるキーワードを拾う一番簡単な方法は、ネット上の質問サイトを使う方法です。

ネット上には、「ヤフー知恵袋」や「教えてGoo」といった質問サイトが複数存在します。

これら質問サイトには、悩みをもった人たちによる質問と、それに対する回答の履歴が格納されているので、自分が決めたテーマに関する質問や回答からキーワードになりそうな単語をぬき出してみましょう。

実際に悩みをもった人が使っている言葉には、当事者でないと想像もできないような言葉が使われていることも押いので、隅々まで目を通してください。

そのほかにも、掲示板や企業サイトのQ&Aページ、ニキビ関連商品の販売ページなどにも、候補になりそうなキーワードが沢山転がっています。

何も考えずにキーワードをぬき出していくのではなく、このように検索されそうなキーワードを意識して拾い集めます。

もっと言えば、ネット上だけではなく雑誌や新聞に出ている広告などにも目を向けてみると、更に意外なキーワードが拾えるかもしれません。

視点を少し変えるだけで、いくらでも工夫のしどころがありますね。

ニッチなキーワード、複合キーワードと言っても、簡単に拾えるものには、それだけ多くのライバルが群がっている可能性が高いです。

ここでの手間ひまが、後々の収入につながるわけですから、労力を惜しまないでください。

「ツール」を使って関連キーワードを拾いまくる

ツールを使うと、「需要のある（検索されている）キーワード」を狙って拾い集めることができます。

ツールには次のようなものがあります。

流れとしては、「goodkeyword」などで需要のあるキーワードを探し、それがどれくらい検索されているかなど需要の大きさをキーワードプランナーで調べます。

こうすることで、全て完璧とはいきませんが、需要のあるキーワードを着実に狙っていくことができます。

例えば、goodkeywordを使って実際に「アンチエンジング」というキーワードを入れて関連語を検索してみます。

すると、関連語として「アンチエンジング　サプリ」「アンチエンジング　化粧品」「アンチエンジング　肌」など、他にも沢山の関連語がみつかります。

さらに、見つけたキーワードの需要を調べるため、キーワードプランナーを使って具体的な検索ボリュームを調べてみると、「アンチエンジング　化粧品」は月間で1000～1万の検索ボリュームがあり、競合性の高いキーワードだとわかります。

キーワードプランナーはGoogle検索での検索ボリュームを調べるツールなので、他の検索エンジンも合わせると実際はもっと多いことになります。

そして、もっと深くキーワードプランナーを見てみると、関連性の高いキーワードに「エイジング 化粧品 おすすめ」というキーワードがあり、この複合キーワードの月間検索ボリュームは10～100です。

※検索ボリュームや関連ワードは2019年1月に検索した結果です。

このような

複合で、なおかつ検索数がそこまでないニッチなキーワード

を見つけたら、メモ張などに書き出してストックしておき、ある程度か出せたら実際に記事を書いていきましょう。

また、キーワードプランナーの便利機能として、関連したキーワードをCSVとしてダウンロードすることができるので、合わせて活用してください。

ニキビ跡で検索してみよう

先ほど紹介したツールで「ニキビ跡」と検索してみると、「ニキビ跡　消す」「ニキビ跡　治療」「ニキビ跡　薬」「ニキビ跡　シミ」など、複合キーワードの候補が沢山出てきます。

これらのキーワードは「ニキビ跡」というキーワードよりも一階層下、つまり「ニキビ＋α」というキーワードです。

このようなキーワードは、複合キーワードではあるのですが、基本的に検索数が比較的多い傾向にあります。

キーワードプランナーなどで実際にどれだけ検索されているのかを見てみるとわかると思いますが、「ニキビ＋α」の２ワード複合だと検索ボリュームが多い（競合性の高い）ものばかりになります。

そして、検索数が多いキーワードということは、それだけ競合するライバルサイトも多いと考えられるので、これらのキーワードはロングテールキーワードとは言えませんね。

そこで、さらに検索数は少ないが「ニキビ＋α」に関連する、ニッチなキーワードを探していきたいと思います。

わかりやすくするため、「goodkeyword」で「ニキビ跡　消す」というキーワードを入れて検索してみると・・・

このような「ニキビ跡　消す」に関連した複合キーワードが出てきます。

※関連ワードは検索時期によって上記結果とは異なります。

また、「ニキビ跡　消す」というキーワードをキーワードプランナーで検索してみると、関連性の高いキーワードの欄には

などの関連キーワードも出てきます。

出てきたキーワードから重複したものを除いても、「ニキビ跡　消す」という系列キーワードだけでも100個以上おキーワードを拾うことができました。

キーワードを選定するのにツールを使えば、30分たらずで大量のニッチキーワードが拾えます。

ここからさらに抜き出したキーワードを元に「goodkeyword」などのツールで関連語を検索すると、もっとニッチなキーワードにたどり着きます。

さらに精度の高いキーワード選定へ

１つのテーマでキーワードを100個抜き出すというと、それだけでとてつもなく難しいと感じてしまうでしょう。

でも、ここまでの説明で、100個のキーワードを抜き出す作業が思ったよりも大変じゃないということを、ご理解いただけたと思います。

無理どころか、ここで出したキーワードは核になるキーワードから１階層しか派生させていません。

更にニッチなキーワードを探すとしても、抜き出した100個のキーワードに対して再度複合キーワードを探していくだけで、相当な数になることが想像できると思います。

そして、キーワードプランナーなどでは、検索しているキーワードに対する関連性の高い派生語まで出してくれるので、ここから新たな核となるキーワードを見つけることもできます。

こうなってくると、アフィリエイトのネタとなるキーワードは無数にあると言ってもいいでしょう。

ライバルサイトをチェックする

最後に、そのキーワードを狙っているサイトがどれくらいあるのか？そのサイトの強さはどれくらいなのか？を調べるために、ライバルサイトをチェックしてみましょう。

ライバルサイトをチェックする方法ですが、１つは実際にそのキーワードで検索してみることです。

実際に検索してみて、出ていた検索結果の１ページ目には、どのようなサイトが並んでいるでしょうか？

タイトルに検索したキーワードが完全に入っていないサイトが多ければ多いほどライバルは弱い、つまりそこで上位表示できる可能性が高いと言えます。

例えば、「ニキビ跡　消す　方法」というキーワードで検索して、検索結果の１ページ目に「ニキビ跡　消す　方法」という３つの単語が全て入っていなければ、ライバルは弱いと判断できます。