一発屋で終わるな!継続的に稼ぎ続けるアフィリエイターになろう
月に数十万という、一般サラリーマンの月給並に稼げているアフィリエイターは何人も存在します。
しかし、彼らには「一発屋アフィリエイター」と「生き残るアフィリエイター」の2種類あります。
もちろん、目指すは「生き残るアフィリエイター」になることです。
一発屋とはその名の通り、月に数十万を稼ぐ事はできても単発的な稼ぎのため、次々と新しいサイトを作って単発利益を求め続けるアフィリエイターの事です。
原因はいろいろあると思いますが、そのほとんどは過剰なSEO対策などで検索エンジンからスパム判定をされてしまうことです。
スパムとは、検索エンジンスパムとも言われ、キーワードの詰め込みや被リンクを購入するなど、不正な手法で検索エンジンで上位表示を行う行為です。
アフィリエイトの手法には決まったやり方はありませんので、細かく考えて行けば「人それぞれ」としか言えません。
ですが、手法はバラバラであっても、「手法の軸」は2つのパターンに分けられます。
・コンテンツを軽視し、検索エンジンを相手にしたSEO対策に躍起になるというやり方
・コンテンツこそが全てと信じ、日々サイトコンテンツの質向上に努めるというやり方
もちろん、コンテンツをおろそかにし、SEO対策だけに力を入れるやり方が「一発屋を生み出す手法」という事は言うまではないでしょう。
ここで問題なのは、前者の手法を行っているアフェリエイターの中には、それがスパム的なSEO対策だと知らずにやっている人もいる、という事実です。
一時期だけ稼げてそれで終わりでもいいのか、それとも継続的に安定収益を手に入れるのか、どちらが良いかは明らかですよね。
月100万以上を稼ぐアフィリエイターもいる
アフィリエイターの中には、月に数百万以上を荒稼ぎしている人もいます。
また、それ以上の4桁クラスの収入など夢のような金額をたたき出している人だっています。
毎月、数百万がパソコン作業だけで振り込まれる!
一見するとめちゃくちゃ優雅で華やかな世界のように聞こえますが、実際はどうだと思います?
確かに、毎月数百万を稼ぐ人がいることは事実です。
ひと昔前までは、コピペやサイトの量産など、機械的な作業を繰り返すだけでそれに近い収入を得られた人もいました。
一時期、情報商材でも流行ったペラサイト量産の時代ですね。
情報商材や商品の売り込みページのように、1ページのみで構成された縦に長いページ(ランディングページ)です。内容の薄いペラペラなサイトという意味ではなく、主にリスティング広告用の宣伝ページに使われる手法ですね。
これをアフィリエイトに使う手法を紹介している塾や商材は非常に多いです。
ですが、機械的な作業で稼いでいたアフィリエイター達が、今現在も継続して同じだけの利益を稼ぎ続けているのかというと・・・
継続出来ている方は、ほんの一握りでしょう。
内容が薄いサイトを大量に作って相互リンクさせて検索上位に上げる・・・
Googleはこの問題を解決するため、2012年に「低品質なコンテンツが検索で上位表示されにくくする」パンダアップデートを導入させました。
このアップデートにより、サイト大量生産の時代は終焉を迎えています。
数年前ですが、私が会社員だった頃、会社がA8ネットと申し込み1件3500円で契約しており、その時MAXで稼いでいたのは個人アフィリエイターでした。
広告担当だったため、その方への支払を見る機会がありましたが、毎月200~300万の利益を2年はもらい続けていました。
噂によると独立してSEO会社を立ち上げたらしいですが、その後はスーっと噂を聞かなくなりました…
ビックキーワードに依存するな!
一発屋のアフィリエイターで終わってしまう人には、明確な共通点が存在します。
それは、「ビックキーワードでの上位表示に依存して稼いでいる」という事です。
確かに、「ダイエット 方法」など、多くの人に需要があるキーワードで検索1ページ目にサイトが表示されれば、かなりのアクセス数が見込め、月数十万~数百万の収益は簡単に発生するでしょう。
ビックキーワードで上位表示されれば、Googleアドセンスなどのクリック広告だけでも10万近くの収益にもなります。
ビックキーワード凄いじゃない!
こんなに稼げるならビックキーワード狙っていった方が儲かるよね
そうですね。アクセスが上がれば比例して広告収入も上がっていきます。ですが、ビックキーワードはライバルも多いし、仮に上位表示されても維持させるのが大変ですよ。
落ち着いて考えてみてください。
「ビックキーワードで上位表示されれば必ず稼げる!」という、誰でも考えつくようなアイフィリエイターは、後を絶ちません・・・
次々と競合たちが同じキーワードを狙ってくるため、ビックキーワードは必然的に戦わなければいけないライバルサイトだらけになります。
もう一つ、大きな問題点があります。
ビックキーワード狙いという手法はたたライバルが多いだけでなく、ビックキーワードで検索上位を狙っているアフィリエイターの中には、何年もアフィリエイトだけで稼ぎ続けているような猛者たちが多数ひしめき合っていることです。
そんな強敵だらけの激戦区で結果を出すには並大抵の努力では報われず、結果として過剰なブラックハットSEOに走ってしまう方が多いのも現実です。
過剰なSEO対策として代表的なものに「自作自演リンク」や「リンク購入」がありますが、これは相当なリスクを背負う可能性がある行為なのです。
具体的な例をお話ししましょう。
2014年の10月に、Googleで大きなアルゴリズム変更があり、最新のペンギンアップデートとして話題を呼びました。
ちなみに、ペンギンアップデートとは、良質なページと粗悪なページの白黒をハッキリさせる事を目的とした、検索エンジンのアルゴリズムアップデートです。
このアップデートでは、数多くのアフィリエイトサイトの検索順位に影響が出たと言われ、私の身近にも大損害になってしまった方が何人もいました。
このアップデートの目的は、質の低いサイトやお金でリンクを買うスパム的な外部SEO対策をしているサイトの検索順位を落とすことです。
主に、ひどい自作自演など不自然なリンク供給や、過剰な相互リンク、関連性のないサイトからのリンクを買ってリンクを増やすなどの対策を施したサイトに向けて行われました。
この取り組みにより、やりすぎとも言えるほど過剰な外部SEO対策をしていた人たちは「自分のサイトの検索順位が一気に下がり、アフィリエイト報酬も当然のように下がる」大ダメージを受けています。
個人的には、不安定な戦略を取ってきたんだから、「こういう展開は想定内でしょ?」と思いますし、だからそういうやり方は意味がないんだってとも思います。
でも、なぜか多くのアフィリエイターは、こういった機械的なSEO対策に躍起になるんですよね。
ちなみにですが、私が管理するサイトで、このアップデートによる影響を受けたものは一つもありません。
すぐに結果が出る可能性の高い手法は魅力ですが、そのような短期的なやり方は長続きしない、リスクの伴うものだと理解しておきましょう。
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